モンクレールの個性派モデル・RYAN（ライアン）にしかない魅力とは

スポーティーなカジュアルアイテムだと思われていたダウンジャケットの機能性はそのままに、それまでにないデザイン性によってダウンアイテムの新たな可能性を示しできたモンクレール。

ダウンのトップランナーであるモンクレールの中でも、ひときわ個性的なメンズダウンジャケットがRYAN（ライアン）です。

複雑なステッチワークは360℃どこから見ても美しく、また緻密な計算によりダウンが丁寧に配分され詰められているクラフトワークをうかがわせます。

なんといっても目をひくのが、ウール素材とナイロン素材のコンビネーション。

袖、前身頃、フードの裏にウール素材を配置。

ポリアミドの程よい光沢とウールのマットな質感のコントラストは、他のメンズダウンジャケットにはないRYAN（ライアン）だけの魅力です。

RYAN（ライアン）のウール使いに関連して、よく一緒に話題にあがるモンクレールの他アイテムといえば、MONTGENEVRE（モンジュネーブル）。

名作モデル・MAYA（マヤ）をベースに、表地をフェルトフランネルで仕立てたメンズダウンジャケットです。

MONTGENEVRE（モンジュネーブル）は、表地がウールという点でRYAN（ライアン）同様に斬新なモデルと言えますが、デザイン的にはかなりベーシックでもあります。

RYAN（ライアン）とMONTGENEVRE（モンジュネーブル）を比較すると、一見RYAN（ライアン）はライトに見えますが、ウール素材部分はもちろん前立て部分にもしっかりとダウンが詰まっているほどで、RYAN（ライアン）の防寒性能は十分です。

世界中で大人気のプレミアダウンブランド、モンクレール。

人気モデルは早い時期から色切れ、サイズ切れということもあります。

ジャストサイズですっきり着るサイズ感が好まれるので、小さめサイズから無くなっていくのがモンクレールの傾向。

特に日本はその傾向が強いそうです。

RYAN（ライアン）もやはりワンサイズ小さめを選ぶ人が多いようです。

美しいシルエットを崩さずに着るためには、身幅のサイズを基準にして選ぶのがモンクレールのサイズ選びのコツ。

RYAN（ライアン）は特にシルエットを大切にしたいモデルですが、身幅でサイズを選んでも、袖丈など持て余すことはなかったということです。

全体のサイズ感として、MONTGENEVRE（モンジュネーブル）よりもRYAN（ライアン）のほうが余裕があるという声もありました。

これはステッチワークの違いなどによる感覚的なものかもしれません。

RYAN（ライアン）は、軍服を思わせるシャープな印象。

リムーバブルフードのついた襟周りの立ち上がりも流れるように美しいラインを作っていて、顔周辺のボリュームによる小顔効果と、目線が上に集中することによる美バランス効果が期待できます。

つまり、RYAN（ライアン）はコーデ要らずの超サマ見えアイテムというわけなのです。

ですが、それでもRYAN（ライアン）を上手にコーデするポイントをあえてチェック。

サマ見えアイテムのRYAN（ライアン）を生かしたコーデのポイントは、RYAN（ライアン）の複雑なステッチワークが生み出すスマートなシルエットを生かすこと。

特に、ハイネック系アイテムをインナーにしたコーデなら襟元がよりいい感じに。

カラーは控えめ、あくまでシンプルなコーデがおすすめです。

ハイエンドな個性派モデル・RYAN（ライアン）を彩る色は二種類。

二色とも、流麗なシルエットを浮き上がらせるシックな色です。

ダークブルーはネイビーにも近いトーンでより清々しさのある色、ブラックはなめらかささえ感じさせるような上品な色です。

ダークブルーもブラックも、マットなウール素材部分とシルクのようなポリアミド素材部分の発色の違いによるコントラストが、RYAN（ライアン）ならではの味わいになっています。

モンクレールといえばおんどりのロゴマークがトレードマークですが、RYAN（ライアン）の左肩のロゴマークはブラック一色の奥ゆかしさ。

ロゴマークの色がブラックになっていることで、全体がよりまとまった印象にまとまっています。